乗り心地の良いコンパクトカーはプジョー208
プジョーはフランス車の中でも、猫足と比喩されるように、非常にしなやかな乗り味を持つことが特徴として挙げられます。
フランス車自体が、長期のバカンス時の長距離移動に耐えられるように、乗り心地が良く設計されていますが、その中でも特徴のある乗り味を実現しているのが
プジョー車です。
プジョー208は、日本に導入されている同社製の車の中では、最もコンパクトな車ですが、しっかりとブランドイメージ通りの乗り味が実現されています。
現行の208は、先代の207シリーズに比べて前長を大幅に短くして、よりコンパクトサイズの車になりました。
そしてデザインテーマも、先代の猛禽類をほうふつとさせるアクの強いフロントマスクから、洗練されたシャープなフロントマスクへと変貌を遂げ、日本国内でも
受け入れやすいデザインとなりました。エンジンには、1.2Lの直列3気筒エンジンを搭載して、それに組み合わされるミッションは、
5速のシングルクラッチ式の機械式マニュアルトランスミッションです。癖はありますが、MT車に乗りなれた人であれば、馴染みのある変速フィールを味わいながら
運転する事ができます。
乗り心地は、通常の街乗りグレードであれば、しなやかに動く脚周りで非常に乗り心地が良く仕上がっています。また、プジョーの車の美点である、
クッションの厚みをたっぷりと感じるシートは、微細な振動をしっかりと遮断するため、長距離の運転時の疲労低減に確実に一役買ってくれます。
フランス車らしい、良い乗り心地を求めて購入するのであれば、プジョー208という車は非常に優れたコンパクトカーであると言えます。